非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)




※各薬剤の製品添付文書(2007年11月現在)より抜粋。各薬剤の使用に際しては、必ず最新の添付文書を確認すること。

一般名(略号)
メシル酸デラビルジン(DLV)
商品名
レスクリプター
販売会社
(承認年月)
ファイザー(製造販売元)/第一三共(販売元)
(2000年2月)
規格単位
200mg(錠剤)
用法・用量
1,200mg 分3
警告
本剤は他の抗HIV薬との併用でHIV-1感染症の治療に用いられるが、治療を実施する根拠がある場合に限られる
本剤を単独投与すると、急速に耐性ウイルスが出現するので、必ず他の抗HIV薬と併用投与すること
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦または妊娠している可能性のある婦人
リファンピシン、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、酒石
酸エルゴタミン、ミダゾラムを投与中の患者
注意
肝機能障害のある患者では、高い血中濃度が持続するおそれがある
高齢者
小児
相互作用
(併用禁忌)
(併用注意)
(併用禁忌)
本剤のAUCが約100%低下;リファンピシン(リマクタン、リファジン、アプテシン等)
併用剤の血中濃度が著しく上昇し、重篤あるいは生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性;メシル酸ジヒドロエルゴタミン(ジヒデルゴット)、酒石酸エルゴタミン(カフェルゴット、クリアミン)、ミダゾラム(ドルミカム)
(併用注意)
併用剤の血中濃度が上昇し、本剤の血中濃度が低下。安全性、有効性及び薬物動態に基づく併用投与時の投与量の目安は確立されていない;HIVプロテアーゼ阻害剤(アンプレナビル、ネルフィナビル)
併用剤の血中濃度が上昇;インジナビル
併用剤の血中濃度が上昇。安全性、有効性及び薬物動態に基づく併用投与時の投与量の目安は確立されていない;リトナビル
ロピナビル・リトナビルの血中濃度が上昇するおそれ。安全性、有効性及び薬物動態に基づく併用投与時の投与量の目安は確立されていない;ロピナビル・リトナビル
併用剤の血中濃度が上昇。安全性、有効性及び薬物動態に基づく併用投与時の投与量の目安は確立されていない;サキナビル
併用剤の血中濃度が著しく上昇するので、併用剤を減量するなど用量に注意すること;クラリスロマイシン
併用剤の血中濃度が著しく上昇するおそれがあるので、併用剤を減量するなど用量に注意すること;ジアフェニルスルホン、マレイン酸エルゴメトリン、マレイン酸メチルエルゴメトリン、メシル酸ジヒドロエルゴトキシン、アルプラゾラム、トリアゾラム、抗不整脈薬(キニジン等)、カルシウム拮抗剤(ジヒドロピリジン、ニフェジピン)、アンフェタミン系製剤(メタンフェタミン)
併用剤の血中濃度が著しく上昇するおそれ。INRのモニタリングを行いながら、併用剤を減量するなど用量に注意すること;ワルファリン
併用剤の血中濃度を上昇させるおそれ;シルデナフィル
併用剤及び本剤の血中濃度が上昇するおそれ。併用剤の血中濃度が低下するおそれもある;ボリコナゾール
本剤の血中濃度が著しく低下し、併用剤の血中濃度が著しく上昇する;リファブチン(国内未発売)
併用剤は本剤の血中濃度を著しく下げるおそれ;抗痙攣剤(カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン)
本剤の作用が減弱するおそれ。1時間以上の間隔をあけて投与すること;アルミニウム又はマグネシウムを含有する制酸剤
本剤の作用が減弱するおそれ。本剤との長期併用投与は推奨できない;H2受容体拮抗剤(シメチジン、ファモチジン、ニザチジン、ラニチジン)、プロトンポンプ阻害剤
両剤のAUCが約20%減少するため、両剤の投与間隔は1時間以上あけること;ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(ジダノシン)
本剤の血中濃度が上昇;フルオキセチン(国内未発売)、ケトコナゾール(経口剤国内未発売)
本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること;セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート含有食品)
主な副作用
スティーブンス・ジョンソン症候群、皮疹、食道炎、胃腸出血、非特異性肝炎、膵炎、貧血、好中球減少、汎血球減少、血小板減少、錯乱、ニューロパシー、テタニー、嘔気、下痢、嘔吐、頭痛、疲労、ALT増加、AST増加、斑状丘疹状皮疹、痒症など